焼津市議会 > 2006-11-05 >
平成18年11月定例会(第5日) 名簿
平成18年11月定例会(第5日) 本文

  • "増田圓次郎"(/)
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  1. 焼津市議会 2006-11-05
    平成18年11月定例会(第5日) 本文


    取得元: 焼津市議会公式サイト
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         (23番 増田圓次郎議員登壇) 7 ◯23番(増田圓次郎議員) 焼津市の合併についての意思を問う住民投票条例の制定について、提案理由を申し上げます。  私は、焼津市を含むこの地域の発展と住民の福祉の向上、安心安全確保のために、行財政改革の効果を上げ、地方分権の自治にふさわしい力のある自治体をつくることができる二市二町の合併を実現したいと考えております。  市民の有志による住民発議による二市二町合併協議会設置の署名が1万3,267名あり、さらに6分の1の署名による住民投票請求の手続も行っているとき、大井川町の住民発議に基づく合併協議会設置議案が提案されております。  私は、焼津市民の過半数は二市二町の合併を望んでいると思いますので、大井川町との合併協議会設置議案は民意に反するものと思います。そこで、本議会に提案されている議第96号議案の当否を明らかにするために住民投票を実施するよう提案するものであります。  皆様の御賛同をお願いして、提案理由の説明といたします、よろしくお願いします。(降壇) 8 ◯議長鈴木正志議員) ここで暫時休憩いたします。  なお、この休憩の間に、ただいま提出者の説明に対し質疑のある議員は議長まで通告願います。                               午前9時34分休憩                              ──────────                               午前9時38分再開 9 ◯議長鈴木正志議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本件の説明に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  これで質疑を終結いたします。  お諮りします。ただいま議題となっております本件につきましては、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。(「議長、異議あり」と呼ぶ者あり) 10 ◯9番(鈴木浩議員) この案件は非常に重要な案件でございますし、総務財政常任委員会への付託をお願い申し上げます。動議を提出いたします。 11 ◯議長鈴木正志議員) 御異議ありということでありますので、起立により採決いたしたいと思います。  委員会への付託を省略をすることに賛成の議員の起立を求めます。       (賛 成 者 起 立) 12 ◯議長鈴木正志議員) 起立多数でありますので、委員会への付託を省略することに決定いたしました。  ここで暫時休憩いたします。討論のある議員は議長まで通告願います。                               午前9時39分休憩                              ──────────                               午前9時44分再開 13 ◯議長鈴木正志議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本件に対する討論に入ります。  討論の通告がありますので発言を許します。  反対討論賛成討論を交互に行いたいと思います。  まず反対討論を行います。12番 松本修藏議員。      (12番 松本修藏議員登壇) 14 ◯12番(松本修藏議員) おはようございます。  ただいま追加上程されました焼津市の合併についての意思を問う住民投票条例の制定について、反対する立場から反対討論をいたします。  大きく分けて3つの理由があります。  1点目として、この条例案は二市二町、一市一町、単独の3つの選択肢から選ぶことになっていますが、この選択肢に二市二町があるということについて意見を述べさせていただきます。  改めて言うまでもありませんが、二市二町の合併協議会設置については、11月の臨時会において既に否決されております。議会民主主義のルールから言えば、当然に市民の中から選出された議員の多数決により決した内容は厳粛に受けとめなければならないものであり、わずかの差であったからなどの理由で云々すべきものではありません。  また、17日の大井川住民投票において、二市二町でなく焼津市との一市一町の合併を求める町民の意思が5,000票を超える大差で明確に示されました。このような状況のもとで、仮に焼津市において二市二町が大勢を占めれば、大井川町民も翻意せざるを得ないはずと考えて、強硬に二市二町の合併を推進しようとするのは、極めて傲慢な態度であると言わざるを得ません。それでも大井川町を二市二町の合併に組み込むことが可能と考えるなら、まずその筋道を明確にすべきであると思います。  大井川町の住民投票においては、理想ばかりが訴えられ、現実的な道筋が見えなかったからこそ、大井川町民の間では、焼津市との一市一町の合併で着実な一歩を進めることが選択されたのではないでしょうか。また焼津市としても、この結果を十分に受けとめなければならないものと思います。  これらを踏まえると、この条例案は、既に議決された結論を蒸し返した上で先延ばしにしようとして、市民の間に無用の混乱を引き起こし、合併そのものに対する意欲をそいで、破綻に追い込もうとしているとしかとれません。このような考えにも同意できません。  2点目として、この条例案に基づいて実施されることになる住民投票の位置づけまたは性格について述べさせていただきます。私は、必ずしも住民投票を行うことを否定しているわけではありません。確かに合併をめぐってはいろいろな意見がありますから、これらを一段落させて、焼津市民12万人が一丸となって新たなまちづくりに向かう上では1つの有効な手法になり得るのではないかとは考えられます。  しかし、現在このために二市二町か一市一町か、あるいは単独かという枠組み住民投票で市民に問うべき状況にあると到底考えられないのは、先ほど述べたとおりであります。先日の一般質問の中で戸本市長が、住民投票もやぶさかではないと答弁されたのは、合併枠組みを問うものではなく、大井川町との一市一町の合併を推進するに当たって、最終的な住民の意思、合併を実現しようとする姿勢を確認する上で必要であり、かつ有効な手法となるのであれば検討に値すると考えてのものであると思います。つまり、準備会での協議状況については積極的な情報提供に努めるとの答弁もありましたが、その結果を踏まえて、法定合併協議会で本格的な協議を開始しようとする、その際の合図としてならば考えられなくはないという趣旨であると私は理解したところであります。したがって、この点においても、この条例には反対であります。  3点目としまして、この条例に基づく住民投票の実施の時期について、2月の市議会議員選挙とあわせて実施しようとの提案は、住民投票に必要となる経費の節減を考えてのことかもしれませんが、そのようにした場合、議会の存在意義を自己否定しているとも言えるのではないでしょうか。合併の関係も含めて市政全般を考える上で、自分の意見を代弁してくれる候補者に対し一票を投ずるのが選挙というものではないかと考えます。  また、先ほど述べたとおり、これから準備会での協議に入ろうとしている段階であるということから、2月まででは十分に協議を行う時間もなく、それに応じて提供される情報の内容もおのずと限られてくるのではないかと思います。このような中で行う住民投票は、時期と内容の二重の意味で税金のむだ遣いになると考えます。したがって、このような理由からも賛同できるものではありません。  以上、大きく3つの理由から反対いたします。以上、私の反対討論とさせていただきます。(降壇) 15 ◯議長鈴木正志議員) 次に賛成討論を行います。8番 大塚善弘議員。      (8番 大塚善弘議員登壇) 16 ◯8番(大塚善弘議員) 皆様おはようございます。  私は、今回の住民投票条例案の上程に当たり、本案に賛成の立場から討論したいと思います。  まず初め、今賛成討論で出ましたことに対しまして反対の立場から意見を述べさせていただきます。  まず、この住民投票条例案に続きます筋道が示されていないということに関してでありますけど、だから口角泡を飛ばして、そのような協議をすべきであるということであります。さきの合併の破綻から、そのようなことが行われてきているとは思いません。それは、市長の答弁にもありますように、その後市長は、そのような協議をしてこなかったということを述べております。そのような状況の中で今回一市一町条例案が上程されている。だから、それではおかしいということで、この住民投票条例案が上程されているということを御理解いただきたいと思います。  大井川町の住民投票の結果についてもお話がありました。私は、大井川町の住民投票、あのような、言ってみれば不適切なキャンペーンが張られた中での住民投票というものは非常に問題があると、私は考えております。ですから、その結果についても改めてやはり審議し直す必要があるんではないかということを私は考えております。  また、住民投票の性格に関してもお話がありました。そのようなものは、そぐわないのではないかという御意見でございます。私は、市の存続にかかわる事項に関しまして、議会または議員が、そこまでの負託を受けているのかどうかということを考えなければいけないと考えております。それまでの権限はないのではないかという意見もございます。そのようなことを考えますと、やはり最終的には、合併ということは住民投票という道は確かに大きな道だということを考えております。ですから、今回上程されました住民投票条例案に、我々は賛成という立場ということであります。  2月4日の投票日と同日にやるのもおかしいではないか、これも同じような理由です。経費の削減、これは当然であります。議会と議員合併という大きな問題を負託されているということは、さきの我々の選挙においても、100%ということは、その方向性だけは皆さん論じているわけですけど、そういうことは全権委任をされているわけではないと私は考えている。よって、経費の削減が図れる2月4日に住民投票を行うということは妥当であると考えております。  十分な時間がないというような反対もございました。ならば、なぜ一市一町議案を取り下げることをしないのか。そして、十分議論してから進みましょう。それであれば住民投票にかわる議論がされるんであれば、それは私は認められるものであると思います。  それでは、用意しました賛成討論を朗読させていただきます。  提案理由にも延べましたように、さきの二市二町合併協議会設置署名活動では1万3,267名もの方が、20日間という短い期間にもかかわらず進んで署名に応じていただきました。その数は、ほぼ有権者の7分の1に当たります。また、これまでの志太地域住民アンケート調査においても、「志太はひとつ」の理念そのもののような結果が出ております。ここで一市一町という話は、ほんのここ1、2年の間で出てきた話であります。それまで30年、40年という長い間は、「志太はひとつ」という理念ということで進んでまいりました。  また、県が行いましたこの地域の住民のつながりを調べた調査においても、この地域の組み合わせは二市二町しかあり得ないという結論に至っております。その結果が、先日合併審議会で見解という形で締められました二市二町という提案でございました。しかし、今議会に上程されている大井川町と焼津市の一市一町の合併協議会設置の議案が上程されていることは、そのような市民の意向と反するものであり、また市民の意向を無視したものであると考えております。また、議会においても、この問題に関しましては真っ二つに割れた状態で混乱を来している状況であります。このまま進むことは、さらに混乱を増長することになると考えます。この際、立ちどまって住民の意見に耳を傾け、進むことが求められていると考えます。  合併という重大な問題に、子や孫の時代にまで禍根を残さぬよう、本住民投票案皆様方の賛同をお願いし、賛成討論といたします。(降壇)  (「私、反対討論と言ったんで、申しわけないですが賛成をかえてください」「賛成討論と言 ってたよ、冒頭」「訂正しにゃだめだよ」と呼ぶ者あり) 17 ◯議長鈴木正志議員) 次に、反対討論を行います。岡田嘉哲議員。      (26番 岡田嘉哲議員登壇) 18 ◯26番(岡田嘉哲議員) 私は、日本共産党議員団を代表して、焼津市の合併についての意思を問う住民投票条例案について反対の立場から討論を行います。  私たちは、焼津市の将来と市民の利益にかかわる重大な問題である自治体合併については、主権者である市民の意思を尊重し、市民の大多数の意思を得ることなく押しつけるべきでないと、一貫して主張してきたところであります。そのためには、市民の皆さんに、合併についての十分な判断材料を提供し、メリット、デメリット、疑問点など自由な議論を尽くして、最終的には、あらゆる意見が反映できる住民投票で決めることが大事だということも一貫して主張してきたところであります。安易に結論を出してしまってから、こんなはずではなかったと後悔しても手遅れですから。  今回提出された住民投票条例案は、第2条の選択肢として、1、焼津市、藤枝市、岡部町及び大井川町による合併、2、焼津市及び大井川町による合併、3、合併しない単独の市と、いわゆる3択式の住民投票という点では、評価に値するものであります。  しかし問題は、第5条、住民投票の期日は平成19年2月4日とするという点です。先ほども述べましたように、あくまで主権者である市民の意思を尊重して決めるべきという立場に立てば、2月4日投票というのは、余りにも拙速過ぎると言わざるを得ません。市民に十分な判断材料を提供し、議論を尽くす時間的な保証がないからであります。ましてや、一市一町合併協議会の設置は、これから準備会が設置されるのですから、市民にさまざまな情報を提供し、問題点の解明などはこれからの作業です。合併協議会の実際の設置は、さらに後日となるわけですから、2月4日投票では事実上不可能であることは明白ではないでしょうか。  以上の理由から、私たち日本共産党議員団は、この議案に反対をいたします。以上、反対討論といたします。(降壇) 19 ◯議長鈴木正志議員) 松本議員大塚議員に申し上げます。松本議員反対討論大塚議員賛成討論でよろしいですね。  これで討論を終結いたします。  これより焼津市の合併についての意思を問う住民投票条例の制定についての案件を採決いたします。  この採決は記名投票をもって行います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長鈴木正志議員) 御異議なしと認めます。  議場の閉鎖を命じます。      (議 場 閉 鎖) 21 ◯議長鈴木正志議員) ただいまの出席議員数は25人であります。  投票用紙を配付させます。      (投票用紙配付) 22 ◯議長鈴木正志議員) 投票用紙配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      (投 票 箱 点 検) 23 ◯議長鈴木正志議員) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は、本件を賛成する議員は「賛成」と、反対する議員は「反対」と、所定の投票用紙に記載し、記名投票でありますので、議員の氏名を併記しなければなりません。重ねて申し上げます。賛成する議員は「賛成」と、反対する議員は「反対」と、所定の用紙に記載し、氏名を併記しなければなりません。  それでは議席順に順次投票をお願いします。      (投       票) 24 ◯議長鈴木正志議員) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      (議 場 解 鎖) 25 ◯議長鈴木正志議員) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に8番 大塚善弘議員、19番 鈴木佳子議員、23番 増田圓次郎議員、24番 深津三郎議員、26番 岡田嘉哲議員を指名いたします。よって、以上の5議員の立ち会いをお願いいたします。  5議員は演壇前へお集まり願います。      (開       票) 26 ◯議長鈴木正志議員) 投票の結果を報告いたします。  投票総数    25票  これは先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち     賛成     12票     反対     13票    ──────────────────────────────────────  賛成を投じた議員   1番 尾石 昭夫議員   3番 石田 昭夫議員   5番 青木 武夫議員
      8番 大塚 善弘議員   9番 鈴木 浩己議員   11番 多々良三千男議員   13番 鈴木 成吾議員   14番 増田古志郎議員   15番 遠藤 耕輔議員   17番 増田 信行議員   19番 鈴木 佳子議員   23番 増田圓次郎議員  反対を投じた議員   2番 塚本  大議員   4番 浦田 和昌議員   6番 中野 弘道議員   7番 押尾 完治議員   10番 亀山 忠男議員   12番 松本 修藏議員   16番 石田 嘉弘議員   18番 深田百合子議員   20番 良知 淳行議員   21番 中野 行雄議員   24番 深津 三郎議員   25番 片野 伸男議員   26番 岡田 嘉哲議員    ────────────────────────────────────── 27 ◯議長鈴木正志議員) 以上のとおり、反対が多数であります。したがって、焼津市の合併についての意思を問う住民投票条例の制定についての案件は否決されました、  ここで暫時休憩いたします。10時25分再開いたします。                               午前10時12分休憩                              ──────────                               午前10時25分再開 28 ◯議長鈴木正志議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第1 議第96号 合併協議会設置請求に基づく焼津市及び大井川合併協議会設置協議についてを議題といたします。  ただいま上程いたしました議第96号について、総務財政常任委員長の報告を求めます。総務財政常任委員会委員長 岡田嘉哲議員。      (26番 岡田嘉哲議員登壇) 29 ◯26番(岡田嘉哲議員) それでは委員長報告を行います。  総務財政常任委員会に付託されました議案、議第96号「合併協議会設置請求に基づく焼津市及び大井川合併協議会設置協議について」、以下、審査の概要と結果について御報告いたします。  まず委員より、法定協議会を設置する場合、まず準備会を設置すると聞いた。これは準備会協議し、市民に判断材料を提供していくとのことだが、合併の判断も含めた準備会であるのかとただしたのに対し、準備会では、法定協議会の進め方等を一次的に協議し、その中で基本的な4項目等の協議をし、公表できることは積極的に市民に情報の提供を行っていく、との答弁がありました。  次に委員より、議案質疑の中での答弁では、この議案は合併新法に合致しているとのことだが、内容的にはまだ未知であり、これはある種の希望ではないかとただしたのに対し、県の合併構想は県が定めるもので、我々としては、「生活圏の一体化している地域」としてとらえ、合併の趣旨にのっとって粛々と進めるものである、との答弁がありました。  次に委員より、合併の将来構想について、大井川町長は静岡市を含めた政令都市を目指し、焼津市長は、空港を中心とした島田市を含めた中核市を目指しており、両者は全く逆の方向を向いている。この将来構想については、初めに統一すべきものであり、今後調整していくという内容のものではないとただしたのに対し、両首長の表明していることは、将来の理想であり、選択肢の1つと言える。両首長の話し合いの中で合意は可能と考える、との答弁がありました。  次に委員より、準備会で合意が得られなければ、本協議会は設置しないのか、また合併基本4項目とは何か、とただしたのに対し、当該議案は、新法に基づく住民発議であり、可決されれば法定協議会が設置される。準備会は、基本的項目を協議し、その後、法定協議会を設置することとなる。準備会は合意するよう努力していく。また、合併基本4項目とは、1)合併の方式、2)合併の期日、3)新市の名称、4)事務所の位置である、との答弁がありました。  次に委員より、理想の合併枠組みが藤枝市も含めた志太榛原地域ならば、初めから二市二町で合併すればよいのではないかとただしたのに対し、新法の期限内で実現可能なところと考えている。また、大井川町とは海岸線でつながっており、面積的にも平地でコンパクトな行政が可能であり、消防、学校等一体的に取り組める下地もある、との答弁がありました。  次に委員より、大井川町との合併では、区画整理事業や下水道事業など負担が多くなるのではないか、とただしたのに対し、大井川町は散居形態の町であり、区画整理事業や下水道事業などの大型事業は、投資効果を考えており、合併浄化槽の普及を施策としている。合併後のまちづくりについては、合併市町村基本計画を策定する中で考えていく、との答弁がありました。  次に委員より、任意合併協議会の設置については否決となったが、それについてはどのように考えるか、とただしたのに対し、任意合併協議会設置の考えはない。必要な内容は準備会の中で行っていく、との答弁がありました。  次に委員より、準備会の中で十分に議論して、それを広報、ホームページ等で市民にPRしていくとのことであったが、市民の理解を深めるためには、もっと多くの手段を利用してでも行うべきと考える。また、合併を進めていかなければならないとの考えは同じである。ただ、現在の状況では、進められるところから進めていくべきであり、私はこの案が提出されたことに対し賛成である、との意見がありました。  次に、討論に入り、まず本案に対し反対の立場から、両首長の将来構想が異なるが、基本的な内容のため、統一すべきである。理想だけを追い求めているが、合併というものは20年、30年先のことを考えるべきものであり、合併可能なところから行っていくというのはおかしい。一市一町の合併は、機が熟していない。二市二町の合併を進めるべきで、首長同士が手をとり合えばできることである。やらないのは首長の護身ではないか。津波が来たらだれが助けてくれるのか。藤枝市、岡部町に助けてもらわなければならない。このままでは志太広域事務組合もだめになるだろう。二市二町の合併を推進する立場から本案に反対する、との討論がありました。  次に、賛成の立場から、合併新法のもとで進めるには、二市二町の合併は非常に難しいと思う。新法期限内に行うならば、下地のできている一市一町が一番実現可能性がある。したがって本案に賛成する、との討論がありました。  以上、採決の結果、可否同数のため、委員長裁決により、可決すべきものと決しました。  以上、総務財政常任委員会に付託されました議案についての審査の概要と結果の報告といたします。(降壇) 30 ◯議長鈴木正志議員) 総務財政常任委員長の報告は終わりました。  ここで暫時休憩いたします。なお、ここで休憩の間に、ただいまの委員長の報告に対し質疑のある議員は議長まで通告願います。                               午前10時32分休憩                              ──────────                               午前10時34分再開 31 ◯議長鈴木正志議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま上程中の議第96号の委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、質疑の通告がありませんので、質疑はないものと認めます。  これで質疑を終結いたします。  次に討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  まず、反対討論を行います。23番 増田圓次郎議員。      (23番 増田圓次郎議員登壇) 32 ◯23番(増田圓次郎議員) 議第96号 合併協議会設置請求に基づく焼津市及び大井川合併協議会設置協議について反対討論を行います。  まず私は、大井川町との合併協議会設置議案は、合併の基本的なことで理解できないので反対します。  その1つは、この地域は歴史的にも生活圏、広域行政の観点からも、二市二町で合併することがごく自然なことであり、それがまさに自主的な合併であり、極めて当たり前のことであると思います。そして、それが志太の地域づくり、まちづくりに最もよいことであると信じております。大井川町との合併協議会設置の議案は、これに反しております。  その2つ目は、大井川町との一市一町合併は、合併新法の趣旨を全く理解していないと思います。ただひたすら藤枝市と合併したくない、合併すると都合が悪いことがある人たちの利己主義的な考え方に基づいているものと思われ、一市一町にならなければならないという理由も理解できるものはありません。  二市二町の合併ができないという理由も見当たりません。二市二町の合併は終わったのではなく、合併新法は、一たん合併できなかったところも再度考え直すことが求められているのであり、藤枝市との間に合併する上で問題があるならば、それを解決するための努力をして、もう一度合併を目指すというのが正常な姿であると思います。しかし、戸本市長には、その考え、行動は全く見られませんでした。  合併新法に基づく静岡県の合併構想の基本方針は、まず第1が、人口1万5,000人未満の町の合併、ここで言えば、すなわち岡部町の合併。次に生活圏が一体化している地域の合併、すなわち行政圏も一つになっておる二市二町の合併。3番目が中核市を目指す合併、これも今は該当しませんが、新東名インター設置等で志太地域の南部開発が進めば、必ずしも夢ではない、そういう二市二町であります。  大井川町との合併は、このいずれにも該当しません。国、地方の行財政改革が必要なことを理解し、また地方分権の自治行政に備え、自治能力の高い自治体づくりを目指すには、互いに助け合って、むだな経費を大きく削減し、効率的な行政ができる二市二町の合併がよいことは明白であります。大井川町との合併なら、足腰の強い自立した自治体ができると言われますが、それでは残る岡部町、藤枝市はどうなるというのでしょうか。  私は、焼津市・大井川町の合併が、財政力をよくすることになるとは思いません。藤枝市の財政事情が、言われているほど悪いとは思いません。県内で中上位の財政事情にあると思っております。二市二町が合併して、むだを大きく省き、効率的な行政運営をすれば、その方がよほど足腰の強い自立した立派な自治体になれると思っております。地方分権の時代に対応できる、しっかりした行政を行うには、二市二町規模の合併をすることが必要であります。大井川町との合併では、今の焼津市と余り変わらないというように思います。  2点目として、次に一市一町の合併は、この志太二市二町の分裂を招くことになるので、どうしても反対いたします。  戸本市長は、大井川町との合併の住民説明会15会場で、藤枝市について、百歩譲って志太合併協議脱退理由が解決したところで、焼津市の脱退理由が解消されるだけで、信頼関係が回復するには相当長い時間が必要ではないか。また信頼関係、合併の合意形成がなければ、どんなに理想的な枠組みであるか、メリットを列挙されても、だめなものはだめと公言されました。また、藤枝市の財政事情を、殊さら悪く仕立てた資料を配布して、二市二町の合併をしては住民の負担が大きくなるので損だと思い込ませる説明をしております。そんなにまで藤枝市を嫌う状態で一市一町となることは、二市二町の合併をしたいと希望しておる藤枝市との感情的な対立が深まり、不仲な状態を招く、志太二市二町が分裂してしまう心配があります。そんなことになってはならないと思っているのであります。  今、課題であるごみ処理施設をどうするか。仲の悪い市が2つできて、話し合いができると思うでしょうか。仮に広域連合と言っても、その地元の市が仲間割れしていては成り立たないと思います。また、東名新インターができるとしても、接続する幹線道路は、ほとんどが藤枝市内にあり、その道路は、藤枝市の発展のためというよりも、志太南部地域の開発に役立つ道路であるということを思えば、焼津市も大井川町も協力して整備を促進するということが必要であり、それがすなわち二市二町の合併であります。  二市二町の合併であれば、合併した市町間を結ぶ道路を整備することは国、県の財政支援が受けられる可能性があります。大井川町との合併では、その可能性が大変少なくなります。戸本市長は合併と東名インター新設や道路整備は関係がないと言っておられますが、大いに関係があることを改めて指摘しておきます。  大きな3つ目として、大井川町との合併協議会設置の議案は、住民の意思を無視しているので反対します。  この議案は、大井川町の住民発議に基づくものではありますが、二市二町住民発議による同一請求署名者は、焼津市民に1万3,267名あります。当市議会で13対12で否決されたとはいえ、それだけの署名者があり、また藤枝市と岡部町は、二市二町合併協議議案を可決しております。そういう状態と、焼津市民の過半数は二市二町の合併がよいと考えていると思いますことを考え合わせれば、大井川町との合併協議会設置の議案は民意に反しているというように思います。  その4として、戸本市長が、この議案が可決されれば準備会合併についての情報を提供すると言っておりますが、その情報は一市一町の合併についての情報提供と思われますので、合併についての正常な情報提供にはならないということで反対いたします。  5点目は、市長初め大井川町との合併をという人たちは、二市二町の合併は実現が難しいと言われておりますが、なぜ難しいのでしょうかわかりません。難しくしているのは戸本市長であり、池谷町長であり、もちろんそうさせている人たちがあります。その人たちが協力すれば、二市二町の合併は容易に実現できると思います。大井川町との合併協議会設置議案には反対であります。  6点目は、大井川町の住民発議住民投票は、いずれも焼津市民大井川町との一市一町合併を決定しているかのような誤解の上に立って行われていると思います。二市二町の合併を実現しなければならないと考えている私たちは、焼津市民が二市二町の合併をしたいと望んでいることを明らかにし、大井川町の皆さんが、もう一度よく考え直してもらって、二市二町の合併実現に同調してもらいたいと思っております。よって、大井川町との合併協議会設置議案には反対いたします。  特に過般の大井川住民投票で見られた、一市一町なら幼稚園や保育園の無料化はすぐにでも可能という、池谷町長の公約か何か知りませんが、それも戸本市長は一切かかわっていないということであっては、何とも不思議な一市一町合併の広報でありますが、それを初めとするたくさんの偏った情報に染まっていたことが、いずれ大井川町民にもわかってもらえるものと思っております。  最後に私は、大井川町、藤枝市、岡部町、それぞれに親戚、知人、友人があります。焼津市と大井川町だけがよくなればよいとは思いません。また、焼津市と大井川町が合併すればよくなるとも思いません。利己主義的な考えや目先の損得のために藤枝市を悪者にして一市一町の合併をすれば、感情的に二市二町の分裂を招くことは必至であり、政治的、経済的、行政的に、あらゆる面で失うものが大きく、これは絶対にしてはならないと思っております。焼津市と藤枝市の協調がなければ、志太の地域づくり、まちづくりはうまく進みません。この地域のみんなの福祉と安全を守り、発展を続けるためには、二市二町が助け合う合併をしなければなりません。よって、大井川町との合併協議会設置の議案に反対いたします。  皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げまして、反対討論といたします。(降壇) 33 ◯議長鈴木正志議員) 次に賛成討論を行います。12番 松本修藏議員。      (12番 松本修藏議員登壇) 34 ◯12番(松本修藏議員) 私は、議第96号 合併協議会設置請求に基づく焼津市及び大井川合併協議会設置協議について、賛成する立場から討論をいたします。  大井川町長は、3月の施政方針の中でも、その後の議会答弁においても、焼津市との合併を進めたいと表明され、一方、町議会でも、二市二町の合併協議設置案を否決し、焼津市との一市一町合併協議案を可決しました。さらに12月17日に行われた住民投票で、大井川町民は、焼津市との一市一町案に5,000票もの大差で賛成し、全町挙げて焼津市と大井川町の合併について賛成の意思が確認されました。  大井川町が全町を挙げて焼津市と合併を進めたいと言い、戸本市長も進めたいと言っているこの現状を見て、焼津市と大井川町の合併協議を進めることについて、なぜ都合が悪いと考えるのか、理解に苦しみます。議会としても、大井川町と合併を進めることで、焼津市民が不幸になってしまうという特段の理由もなく、むしろ悪くなる要素は何もない状況の中で、反対する理由は何一つもないと考えます。  合併協議について申し上げますと、過去に二市二町の法定協議会を設置したことは事実であり、大井川町が抜けた後も、半年をかけて大井川町に復帰を働きかけましたが、それもかなわず、大井川町の復帰を念頭に、二市一町での合併協議を再開いたしました。しかし、議会では継続か離脱か意見が大きく分かれ、議論となりましたが、焼津市は僅差であったものの、離脱を議決いたしました。結果、協議会は藤枝市と岡部町で継続することなく解散しました。  平成17年4月から合併新法が施行され、本年3月に県の合併推進構想が策定されたことや、県合併推進審議会の動きなどがあり、合併についての議論や報道が活発になってまいりました。本年に入ってからの合併議論については、この志太地域については、さきに述べたような過去の経過はあるものの、新たに考えるべきであります。  前の合併協議が既に終わっているということは、だれもが認めているものと思います。岡部町長の発言、大井川町長の発言を受けて、戸本市長が6月議会で大井川町との合併を進める旨の表明以後、大井川町から公の文書によって合併協議の申し入れがあり、市長は大井川町との合併を進めることについて理解を求めるため、市内15カ所で住民説明会を行い、こうした手続を踏まえた上で、大井川町に対し、焼津市として合併協議を進めたい旨の回答をしました。  このような中で、住民発議による合併協議会設置の請求が起こり、まず二市二町について、11月の臨時会で否決しました。そして今回、大井川町の住民からの住民発議で、議案として提出されました。  市長は、大井川町を選択した理由に、効率的な行政運営が可能であること、共通課題が多いこと、関係する点が多いことを挙げられ、漁港と港湾の施設、豊富な魚介類、深層水などの海からの恵みや、大井川の伏流水、これらの地域資源を活用する企業が集まるようなまちづくりが可能ではないかと考えられると説明されています。これは全くそのとおりであると考えます。加えて、自治体間で信頼関係もある。実現性についても問題がない。こうしたことから、重ねて申し上げますが、議会としても、大井川町と合併を進めることについて反対する理由は何もないと考えます。  また、将来の志太榛原地域の発展と、焼津市民の幸せから、この焼津市と大井川町の合併は、その第一歩になると思います。まず、できるところから合併を進めることが大切であり、推進する立場からも賛成をいたします。  以上、賛成討論をいたしましたが、議員各位の賛成をお願い申し上げ、賛成討論を終わります。(降壇) 35 ◯議長鈴木正志議員) 次に、同じく賛成討論を行います。18番 深田百合子議員。      (18番 深田百合子議員登壇) 36 ◯18番(深田百合子議員) 私は、日本共産党市議団を代表しまして、議第96号 合併協議会設置請求に基づく焼津市及び大井川合併協議会設置協議について、賛成の立場から討論を行います。  まず、私たちの市町村合併に関する基本的な立場は、地域住民の利益を守り、地域の自主的で民主的な発展を目指すことにあります。と同時に、憲法、地方自治を守る立場から、国による市町村合併の押しつけには反対し、具体的な検討や議論についても、あくまで住民の利益と地域の発展を目的に、住民の意思と地方自治体が尊重されて進むように力を尽くすことにあります。  合併新法のもとで、新たに県の合併に対する強力な押しつけが行われている今日、静岡県合併推進審議会は、二市二町合併構想は既に破綻しているにもかかわらず、審議委員間でも異論が噴出したにもかかわらず、強引に二市二町合併が理想とする見解なるものを発表しました。  しかし、二市二町合併は、既に皆さん御承知のように、焼津市の名前がなくなって、地場産業の漁業・水産加工が衰退してしまう、サービス低下や、国保税や水道料金など負担増となる、市立病院がなくなる危険性もあるなど、市民の利益と地域の発展を妨げることは明瞭で、理想どころではありません。だから、2度も市議会で否決されたのです。  地域の実情や市町の自主性を無視して、県が二市二町合併を押しつけることは絶対に許せません。そこで私たちは、執拗に迫り来る二市二町合併の押しつけという実情にかんがみ、二市二町の合併の押しつけを許さない、この一点から力を合わせて進むことができるように、市民の利益と、地方自治を守る立場で努力してまいりました。それは、今議会でも、私たちの一般質問や任意合併協設置を求める請願、法定協議会への質疑などで繰り返し提案してきたことです。法律の枠にとらわれることなく、任意の合併協議会において市民への判断材料の提供を行い、最終的には住民投票を実施して、市民の意思を尊重する、こういう提案に対し、戸本市長からは、任意合併協にかわる準備会や、できるだけ早く市民への情報を提供する、また最終的な段階においての住民投票も拒否しない旨の答弁が得られました。  よって、私たちの提案に対する市長の歩み寄りを評価し、賛成したいと思います。今後市長には、市民の皆さんから寄せられております、大井川町とならいいけど、合併したところはみんな値上げされ、値上げが心配。具体的にはどんなサービスがよくなるのかわからない。メリット、デメリットを知らせてほしい。こうした声にこたえ、十分な判断材料を示し、最終的には住民投票に基づいて決めるべきことを重ねて申し上げたいと思います。  以上を申し上げ、私たちは、積極的に合併協議会に参加し、市民の声を反映するための民主的な議論と協議を尽くすために役割を果たすことを表明し、賛成討論といたします。(降壇) 37 ◯議長鈴木正志議員) 以上で通告による討論は終わりました。  これで討論を終結いたします。  ここで暫時休憩いたします。休憩中に議長の辞職願を提出させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。                               午前11時00分休憩                              ──────────                               午前11時23分再開 38 ◯副議長(良知淳行議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま鈴木正志議長から議長の辞職願が提出されました。したがって、地方自治法第106条の規定により、副議長の私が代理に議長の職務を行います。よろしくお願いいたします。  お諮りします。この際、議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに賛成の議員の起立を求めます。      (賛 成 者 起 立) 39 ◯副議長(良知淳行議員) 起立総員であります。したがって、議長の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。  地方自治法第117条の規定により、鈴木正志議員の退席を求めます。      (22番 鈴木正志議員退席) 40 ◯副議長(良知淳行議員) まず、その辞職願を事務局より朗読させます。
       ──────────────────────────────────────      (書記 坂本 清君朗読)         辞  職  願  今般一身上の都合により焼津市議会議長を辞職したいので、許可くださるよう願い出ます。     平成18年12月20日  焼津市議会副議長 良知淳行様                          焼津市議会議長 鈴木正志    ────────────────────────────────────── 41 ◯副議長(良知淳行議員) 朗読は終わりました。  お諮りします。本件につきましては、起立採決で行うこととし、起立されない議員は反対とすることにいたします。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 42 ◯副議長(良知淳行議員) 御異議なしと認めます。したがって、本件につきましては、起立採決で行うこととし、起立されない議員は反対とすることに決定いたしました。  お諮りします。鈴木正志議員の議長の辞職を許可することに賛成の議員の起立を求めます。      (賛 成 者 起 立) 43 ◯副議長(良知淳行議員) 起立12人であります。したがって、賛成12人、反対12人と可否同数であります。地方自治法第116条の規定により、議長の職務において、議長の辞職に対する可否を裁決いたします。  したがって、鈴木正志議員の議長の辞職を許可しないことと裁決いたします。  鈴木正志議員の入場を許可します。      (22番 鈴木正志議員復席) 44 ◯副議長(良知淳行議員) ここで暫時休憩いたします。                               午前11時27分休憩                              ──────────                               午前11時29分再開 45 ◯議長鈴木正志議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま皆様方に議長の辞職を許可されませんでしたが、私は、二市二町が望ましいと思っております。これからまた議長の職を務めさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。  これより議第96号の採決をいたします。  この採決は記名投票をもって行います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46 ◯議長鈴木正志議員) 御異議なしと認めます。  議場の閉鎖を命じます。      (議 場 閉 鎖) 47 ◯議長鈴木正志議員) ただいまの出席議員数は25人であります。  投票用紙を配付させます。      (投票用紙配付) 48 ◯議長鈴木正志議員) 投票用紙配付漏れはありませんか。──配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。      (投 票 箱 点 検) 49 ◯議長鈴木正志議員) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は、議第96号を賛成する議員は「賛成」と、反対とする議員は「反対」と、所定の用紙に記載し、記名投票でありますので、議員の氏名を併記しなければなりません。重ねて申し上げます。賛成する議員は「賛成」と、反対する議員は「反対」と、所定の投票用紙に記載し、氏名を併記しなければなりません。  それでは議席順に順次投票をお願いいたします。      (投       票) 50 ◯議長鈴木正志議員) 投票漏れはありませんか。──投票漏れなしと求めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。      (議 場 解 鎖) 51 ◯議長鈴木正志議員) 開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に8番 大塚善弘議員、19番 鈴木佳子議員、23番 増田圓次郎議員、24番 深津三郎議員、26番 岡田嘉哲議員を指名いたします。よって、以上の5議員に立ち会いをお願いします。  5議員は演壇前へお集まり願います。      (開       票) 52 ◯議長鈴木正志議員) 投票の結果を報告いたします。  投票総数   25票  これは先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、    賛成    13票    反対    12票    ──────────────────────────────────────  賛成を投じた議員   2番 塚本  大議員   4番 浦田 和昌議員   6番 中野 弘道議員   7番 押尾 完治議員   10番 亀山 忠男議員   12番 松本 修藏議員   16番 石田 嘉弘議員   18番 深田百合子議員   20番 良知 淳行議員   21番 中野 行雄議員   24番 深津 三郎議員   25番 片野 伸男議員   26番 岡田 嘉哲議員  反対を投じた議員   1番 尾石 昭夫議員   3番 石田 昭夫議員   5番 青木 武夫議員   8番 大塚 善弘議員   9番 鈴木 浩己議員   11番 多々良三千男議員   13番 鈴木 成吾議員   14番 増田古志郎議員   15番 遠藤 耕輔議員   17番 増田 信行議員   19番 鈴木 佳子議員   23番 増田圓次郎議員    ────────────────────────────────────── 53 ◯議長鈴木正志議員) 以上のとおり賛成が多数であります。したがって、議第96号は可決されました。    ────────────────────────────────────── 54 ◯議長鈴木正志議員) この際お諮りします。1番 尾石昭夫議員から、一般質問における再々質問の発言について一部取り消しの申し出がありましたので、議長において後刻速記を調査の上、措置することといたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 55 ◯議長鈴木正志議員) 御異議なしと認めます。したがって、議長において速記を調査の上、申し出部分の取り消しをいたします。    ────────────────────────────────────── 56 ◯議長鈴木正志議員) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  これで会議を閉じ、平成18年11月焼津市議会定例会を閉会いたします。皆様御苦労さまでした。                               午前11時39分閉会    ──────────────────────────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         焼津市議会議長         焼津市議会副議長         焼津市議会議員         焼津市議会議員 Copyright © Yaizu City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...